徳島大学の現実|6年で卒業できる学生の割合と留年事情【2024年データ】
 
										本記事では、徳島大学が公開している「修学状況に関する情報」の内容について解説します。「修学状況に関する情報」の概要については、「偏差値だけじゃわからない歯学部選び|教育の質をデータで比較!大学の「中身」徹底解説」という記事で詳しく解説していますので、まだご覧になっていない方は、そちらを先にご確認ください。
本記事の内容は、徳島大学公式サイトの修学状況ページに掲載されている情報を参考にしています。
徳島大学の進級者数からみえる留年率

まずは徳島大学の各年度における入学者数と進級状況を確認していこう。
徳島大学の各年度における入学者数と進級者数


徳島大学では平成30年度に入学した学生40人のうち、留年等をせずに進級し6年生になった学生が30人となっているね。
次に、これらの数字から算出した留年率をみてみよう。
徳島大学の各年度における留年率


徳島大学の学年ごとの留年率の平均を見ると、1年次の留年率がやや高くなっているね。特に平成30年度入学者の留年率は18%と高い数字になってる。
ストレートで進級している学生の割合を見ると、1年次の留年率が高かった平成30年度入学者は75%と、国公立大学としてはやや低めの数字になっているね。一方、その他の年度の入学者のストレート進級者の割合は、特に低い数字ではなさそうだよ。
徳島大学の卒業率および国家試験合格率

次に、標準修業年限内での卒業率と国家試験の合格率を見てみよう。ここで紹介するデータは、徳島大学の平成30年に入学した学生たちの令和5年度の卒業状況と、同じ年に行われた第117回歯科医師国家試験の結果になっているよ。


平成30年に徳島大学へ入学した40人のうち、令和5年度に卒業できたのは30人(75%)、国家試験に合格したのは27人(68%)だった。標準修業年限内の卒業率と留年率は国公立大学の中央値より少し低くなっているね。
徳島大学の卒業留年率


令和5年度に徳島大学に在籍していた6年生は43人で、そのうち卒業できたのは42人となっており、卒業留年率は2%となっているね。
徳島大学の修学状況まとめ
徳島大学は、国公立大学の中では1年次の留年率がやや高い傾向にあるようです。しかし、2年次以降では留年する学生が0という年度も多く見られ、これは1年次で学習の姿勢や基礎力をしっかりと身につけていることが要因と考えられます。また、1年次の留年率が低い年の入学生については、非常に高いストレート進級率を示しています。
大学からはさまざまなサポートを受けることができ、良い学習環境が提供されていますが、その環境を活かして学習するのは学生のみなさん自身です。歯科医師を目指して、ぜひ頑張ってください。

 
				 
				
 
																											 
																											 
																											 
																											 
																											