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私立歯学部17校「卒業の壁」4タイプ徹底比較|マトリクス完全版

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「どの大学が入りやすいか」ではなく、「入学したあと、6年で卒業して国家試験に合格できるか」。本記事は、この視点で私立歯科大学17校を徹底比較します。指標は2つ。文部科学省が公表する6年次留年率と、厚生労働省が公表する新卒合格率です。この2軸で17校を4タイプに分類すると、各大学の「卒業の壁」の高さと、卒業後の国家試験合格に至るまでの傾向が一目で見えてきます。さらに、卒業者数と新卒受験者数の差から「卒業しても新卒で受験していない学生」を可視化する補正シナリオを加えると、見え方が大きく変わる2校があります。最終的には、本ブログが継続してお示ししているストレート合格率での大学選びの大切さに行き着く構成です。

※ 本記事の分類はデータに基づく傾向分析です。各大学の教育方針や学生支援の内容を評価するものではありません。


目次

  1. この記事で分かること・2つの指標の定義
  2. 【重要な着眼点】卒業の壁の高さは新卒合格率で測れる
  3. 4タイプ・マトリクスの全体像:17校の補正前分布
  4. Aタイプ(5校):壁が高く突破した学生は高確率で合格
  5. Bタイプ(4校):壁は実は高くないのにつまずく学生が多く合格でも苦戦
  6. Cタイプ・Dタイプの概観(8校):高い壁を多くが突破する型と壁が低く合格は苦戦する型
  7. 補正シナリオ:朝日・大阪歯科は実質どのタイプか
  8. まとめ:結局はストレート合格率で平等比較できる

この記事で分かること・2つの指標の定義

本記事では、私立歯科大学17校を以下の2つの指標で4タイプに分類します。

指標①:6年次留年率(R5・R6 2年平均)

定義: 6年次在籍者のうち、当該年度に卒業できなかった割合です。

  • 算出式: (6年次在籍者数 − 卒業者数) ÷ 6年次在籍者数 × 100
  • 出典: 文部科学省「歯学部の修学状況等の調査結果(医学教育課調べ)」
  • 集計期間: 令和5年度・令和6年度の2年平均
  • データ補足: 北海道医療大学・日本歯科大学(東京)・大阪歯科大学の3校は、R6の6年次在籍データが非公表のためR5単年値を採用します。

指標②:新卒合格率(第117・118回 2年平均)

定義: 厚生労働省が公表する歯科医師国家試験の新卒受験者を分母とした合格率です。本記事では、後述するようにこの数値こそが「卒業の壁の高さ」を最も的確に表す指標と位置づけています。

  • 出典: 厚生労働省「歯科医師国家試験 大学別合格状況」
  • 集計期間: 第117回・第118回の2年平均(6年次留年率の集計期間R5・R6と揃えています)
  • ストレート合格率(修業年限内合格率)との違い: ストレート合格率は「入学者を分母とした6年での合格率」であり、本ブログが継続して主軸指標として扱っているものです。新卒合格率は「新卒受験者を分母」とするため、卒業段階の選抜運用の影響を受けます。両者の使い分けは記事の最後で改めて整理します。

閾値の設定(17校中央値)

各タイプの閾値は17校の中央値を採用します。

指標閾値中央値の根拠
6年次留年率17.4%17校を昇順に並べた9番目(日本歯科大学(新潟)の値)
新卒合格率80.0%17校を昇順に並べた9番目(明海大学の値)

この2つの中央値を軸に17校を4タイプに分類していきます。


【重要な着眼点】卒業の壁の高さは新卒合格率で測れる

本記事の核となるメッセージを先にお伝えします。

「6年次留年率が高い大学=卒業の壁が高い」という見方は、必ずしも正しくない。むしろ卒業の壁の高さは、新卒合格率を見ることで的確に測れる——これが本ブログ独自の着眼点です。

なぜ新卒合格率で「卒業の壁の高さ」が測れるのか

新卒合格率が高いということは、卒業して国家試験を受験できた学生の学力が高いことを意味します。卒業生の多くが新卒で合格しているということは、裏を返せば、卒業して国家試験を受験するために高い学力が必要だったと解釈できます。

合格できる学力に達していない学生は、そもそも卒業させない、あるいは新卒で受験させないという運用になっている可能性があるからです。

つまり、新卒合格率が高い大学は、「国家試験の受験チケットを得るのが難しい」大学であるとも言えます。これが本記事最大の着眼点です。

「6年次留年率で壁を測る」という従来の見方を、「新卒合格率で壁を測る」に置き換える。すると17校の見え方が大きく変わってきます。この視点を頭に置きながら、これからの分析をご覧ください。


4タイプ・マトリクスの全体像:17校の補正前分布

H2-2でお伝えした着眼点を踏まえて、4タイプそれぞれの意味を学生視点で整理します。

4タイプの学生視点解釈

タイプ6年次留年率新卒合格率学生視点の解釈
Aタイプ高(≧17.4%)高(≧80.0%)卒業の壁が高くつまずく学生が多い。ただし、突破した学生は高い確率で新卒合格する
Bタイプ高(≧17.4%)低(<80.0%)卒業の壁は実はそれほど高くないのにつまずく学生が多い。突破した学生も新卒合格でやや苦戦
Cタイプ低(<17.4%)高(≧80.0%)高い壁を多くが突破し、そのまま国家試験も高い確率で新卒合格する優秀型
Dタイプ低(<17.4%)低(<80.0%)壁が低く突破できる学生は多いが、国家試験ではやや苦戦

4タイプ分布図(補正前)

17校をプロットした補正前の分布図は以下の通りです。

私立17校4タイプ分布図(補正前)

補正前の4タイプ別 該当校一覧

タイプ校数該当校
Aタイプ5校北海道医療・日本歯科(東京)・日本歯科(新潟)・松本歯科・明海
Bタイプ4校岩手医科・奥羽・神奈川歯科・鶴見
Cタイプ4校東京歯科・昭和医科・大阪歯科・朝日
Dタイプ4校愛知学院・福岡歯科・日本大学・日本大学(松戸)

それでは、各タイプの該当校を順に見ていきます。


Aタイプ(5校):壁が高く突破した学生は高確率で合格

Aタイプは、卒業の壁が高くつまずく学生が多い大学群です。ただし、その壁を突破した学生は高い確率で新卒合格しています。

Aタイプ5校の数値一覧

大学名6年次留年率新卒合格率
北海道医療大学45.0%(R5単年)85.5%
日本歯科大学(東京)26.7%(R5単年)90.9%
日本歯科大学(新潟)17.4%85.1%
松本歯科大学44.5%90.5%
明海大学31.4%80.0%(厳密値79.97%)

各校の概要

北海道医療大学(6年次留年率45.0%・新卒合格率85.5%)

6年次留年率45.0%は17校中でも高水準です。なお、この数値はR6の6年次在籍データが非公表のためR5単年値を使用しています。卒業できた学生の新卒合格率は85.5%と高水準を保っており、Aタイプの典型例と言えます。

日本歯科大学(東京)(6年次留年率26.7%・新卒合格率90.9%)

6年次留年率26.7%はR5単年値です。新卒合格率は90.9%と高水準で、卒業した学生の多くが新卒で合格しています。

日本歯科大学(新潟)(6年次留年率17.4%・新卒合格率85.1%)

6年次留年率17.4%は17校の中央値とちょうど同水準で、A・Cの境界線上の大学です。新卒合格率85.1%でAタイプに分類されます。

松本歯科大学(6年次留年率44.5%・新卒合格率90.5%)

6年次留年率44.5%は17校中でも高水準です。新卒合格率90.5%と新卒で受験した学生の多くが合格しています。なお、6年生におけるストレート進級者の割合も17校中最低レベル(35.4%)です。留年を経験した学生が多いということで、学力面で苦戦した学生の割合が多いことが、6年次留年率の高さの一因かもしれません。

明海大学(6年次留年率31.4%・新卒合格率80.0%)

新卒合格率は表示値80.0%・厳密値79.97%で、閾値ぴったりです。Aタイプに分類されます。6年生におけるストレート進級者の割合も17校中最低レベル(36.2%)で、留年を経験した学生が多いということです。学力面で苦戦した学生の割合が多いことが、6年次留年率の高さの一因かもしれません。

Aタイプの総括

Aタイプの5校はすべて、6年次留年率が高く、新卒合格率も高いという特徴を持っています。突破した学生は高い確率で新卒で合格していく、というのが共通点です。

各校の「6年生におけるストレート進級者の割合」には高低の差がありますが、いつ留年したのかについては各大学の修学状況を詳細に追わないと分かりません。本記事ではそこには深入りせず、6年次留年率と新卒合格率の2軸で読み解いていきます。


Bタイプ(4校):壁は実は高くないのにつまずく学生が多く合格でも苦戦

Bタイプは、新卒合格率が80.0%未満の大学群です。H2-2でお伝えした通り、新卒合格率は卒業の壁の高さを表します。つまり、Bタイプの大学は卒業の壁が実はそれほど高くないということになります。

にもかかわらず、6年次留年率は中央値17.4%以上。壁の高さに対して、学生が苦戦している大学群と言えます。

壁は高くないのに、6年生で多くの学生がつまずいてしまう。これがBタイプの本質です。卒業して国家試験を受けても新卒合格率でもやや苦戦するレンジで、なかなか厳しい経験をする学生が多い大学群です。

Bタイプ4校の数値一覧

大学名6年次留年率新卒合格率
岩手医科大学23.4%60.4%
奥羽大学32.2%64.9%
神奈川歯科大学39.2%77.9%
鶴見大学30.9%71.2%

各校の概要

岩手医科大学(6年次留年率23.4%・新卒合格率60.4%)

新卒合格率60.4%はBタイプの中でも低い水準です。6年生におけるストレート進級者の割合は中程度(56.9%)です。

奥羽大学(6年次留年率32.2%・新卒合格率64.9%)

新卒合格率64.9%は、Bタイプ4校の中で岩手医科大学に次いで低い水準です。6年生におけるストレート進級者の割合も低め(45.3%)で、留年を経験した学生が多いということです。学力面で苦戦した学生の割合が多いことが、6年次留年率の高さの一因かもしれません。

神奈川歯科大学(6年次留年率39.2%・新卒合格率77.9%)

6年次留年率39.2%はBタイプ中で最も高い水準です。6年生におけるストレート進級者の割合も低め(42.1%)で、留年を経験した学生が多いということです。学力面で苦戦した学生の割合が多いことが、6年次留年率の高さの一因かもしれません。

鶴見大学(6年次留年率30.9%・新卒合格率71.2%)

6年次留年率は中央値を上回り、新卒合格率は閾値80.0%を下回ります。6年生におけるストレート進級者の割合は中程度(58.6%)です。

Bタイプの総括

Bタイプ4校の共通点は、「卒業の壁は実はそれほど高くないのに、6年生で多くの学生がつまずいてしまう」という構造です。新卒合格率が80.0%未満ですので、合格できる学力ラインに達した学生だけが卒業しているとは言い切れず、卒業後の国家試験でもやや苦戦する大学群です。


Cタイプ・Dタイプの概観(8校):高い壁を多くが突破する型と壁が低く合格は苦戦する型

Cタイプ・Dタイプは、いずれも6年次留年率が中央値17.4%未満で、卒業時点でつまずく学生が比較的少ない大学群です。新卒合格率の高低で2つに分かれます。

Cタイプ(4校):卒業の高い壁を多くが突破×高合格率

Cタイプは、卒業の高い壁を多くの学生が突破し、そのまま国家試験も高い確率で新卒合格していく優秀なタイプです。

大学名6年次留年率新卒合格率
東京歯科大学14.0%98.1%
昭和医科大学8.6%96.2%
大阪歯科大学13.7%(R5単年)97.9%
朝日大学16.1%84.2%

東京歯科大学(6年次留年率14.0%・新卒合格率98.1%)

新卒合格率98.1%は17校中トップ水準。6年次留年率も14.0%と低く、Cタイプの代表例です。

昭和医科大学(6年次留年率8.6%・新卒合格率96.2%)

2025年4月に昭和大学から昭和医科大学に改称しました。6年次留年率8.6%は17校中でも最低水準で、新卒合格率も96.2%と高水準です。

大阪歯科大学(6年次留年率13.7%(R5単年)・新卒合格率97.9%)

補正前の数字だけ見れば、2指標とも高水準のCタイプ。ただし次のセクションで補正シナリオを加えて改めて見ていきます

朝日大学(6年次留年率16.1%・新卒合格率84.2%)

6年次留年率は中央値17.4%未満、新卒合格率は84.2%でCタイプに分類されます。こちらも次のセクションで補正シナリオを適用します

Dタイプ(4校):壁が低く突破しやすい×国家試験ではやや苦戦

Dタイプは、卒業の壁が低いので突破できる学生が多い一方、国家試験ではやや苦戦している大学群です。

大学名6年次留年率新卒合格率
愛知学院大学3.1%77.8%
福岡歯科大学14.6%59.9%
日本大学(東京)10.4%71.1%
日本大学(松戸)17.0%64.6%

愛知学院大学(6年次留年率3.1%・新卒合格率77.8%)

6年次留年率3.1%は17校中最低です。新卒合格率77.8%は閾値80.0%をわずかに下回りますが、第118回は85.4%と直近で大幅改善しています。

福岡歯科大学(6年次留年率14.6%・新卒合格率59.9%)

新卒合格率59.9%は17校中で最も低い水準です。6年次留年率は14.6%とCタイプ水準ですが、新卒合格率の低さからDタイプに分類されます。

日本大学(東京)(6年次留年率10.4%・新卒合格率71.1%)

6年次留年率は10.4%と低水準、新卒合格率は71.1%でDタイプです。

日本大学(松戸)(6年次留年率17.0%・新卒合格率64.6%)

6年次留年率は中央値17.4%にほぼ並ぶ水準、新卒合格率64.6%でDタイプに分類されます。


補正シナリオ:朝日・大阪歯科は実質どのタイプか

ここからが本記事のクライマックスです。Cタイプに分類された大阪歯科大学と朝日大学について、別の角度から見ていきます。

冒頭の留保(必ずお読みください): このセクションで示す数値はシナリオ値(参考の数字)です。未受験者の実際の理由は非公表であり、本人の進路変更・既卒受験のための準備・大学の方針など、いずれも否定できません。本記事は断定的な評価ではなく、一つの見方として補正後の数字を提示します。

補正シナリオの考え方:「卒業しても受験しない学生」を可視化する

第118回歯科医師国家試験において、大阪歯科大学の卒業者は120人でした。これは大学公式サイトに掲載されている公式値です。では、新卒受験者は何人だったでしょうか。

60人。卒業者の半数、60人が新卒での受験をしていません。

朝日大学も見てみます。卒業者109人に対して新卒受験者は74人。35人、約3人に1人が新卒受験していません。

この未受験者を、実質的に留年と同等として扱ったらどうなるか。卒業はしているけれど新卒受験できていない学生を留年側として加算して、6年次留年率を再計算するのが補正シナリオの考え方です。

新卒合格率は厚生労働省発表の公式値(2年平均)をそのまま使います。合格率を補正で下げることはしません

大阪歯科大学の補正計算(R5・R6 2年平均)

年度6年次在籍卒業者新卒受験者留年未受験補正後6年次留年率
R5139人120人71人19人49人(19+49)÷139 = 48.9%
R6138人120人※60人18人60人(18+60)÷138 = 56.5%

※R6卒業120人は大阪歯科大学公式サイト掲載の公式値です。

2年平均:(48.9 + 56.5) ÷ 2 = 52.7%

補正前13.7%(R5単年)の6年次留年率が、補正後は52.7%に変わります。
新卒合格率は公式値97.9%のまま据え置きます。

6年次留年率の閾値は17.4%ですので、大阪歯科大学はCタイプ→Aタイプへ分類が変わります。

朝日大学の補正計算(R5・R6 2年平均)

年度6年次在籍卒業者新卒受験者留年未受験補正後6年次留年率
R5118人102人80人16人22人(16+22)÷118 = 32.2%
R6134人109人74人25人35人(25+35)÷134 = 44.8%

2年平均:(32.2 + 44.8) ÷ 2 = 38.5%

補正前16.1%から補正後38.5%へ。朝日大学もCタイプ→Aタイプに分類が変わります。

補正後の4タイプ分布

タイプ補正前補正後変化
Aタイプ5校7校朝日・大阪歯科が追加
Bタイプ4校4校変化なし
Cタイプ4校2校朝日・大阪歯科がAに移動
Dタイプ4校4校変化なし

この補正シナリオが示すもの

Aタイプは、卒業の壁が高くつまずく学生が多いものの、突破した学生は高い確率で国家試験に合格しているタイプでした。補正後の数字が示すのは、まさにこの像に近づく姿です。

大阪歯科大学・朝日大学は、補正前はCタイプ(壁を多くが突破×高合格率)に見えていました。しかし未受験者を留年側として加算すると、Aタイプ(壁が高い×高合格率)に移動します。卒業はしているが、合格できる学力に達した学生だけを新卒受験させる、という運用が数字に表れているとも解釈できます

補正後のCタイプはわずか2校

補正後、Cタイプとして残るのは東京歯科大学と昭和医科大学の2校だけです。

私立17校の中で、6年次留年率が低く、卒業させた学生のほぼ全員が新卒で国家試験を受験し、かつ高い確率で合格する。この条件を全て満たすのは、補正後のCタイプ=東京歯科・昭和医科の2校だけということになります。

なお、この補正ロジックや「卒業しても新卒で受験しない学生がいる」という構造のさらに詳しい解説は、関連動画「歯科国試新卒合格率のからくり|卒業しても国試を受けない学生がいる闇」でも詳細に取り上げています。


まとめ:結局はストレート合格率で平等比較できる

ここまで色々な指標を使って、17校それぞれの特徴を見てきました。

卒業の壁が高い大学、卒業しても国家試験を受験できない運用がある大学、卒業はできても国家試験に苦戦する可能性がある大学。いろいろな特徴がある大学があります。

そのうえで、最後にお伝えしたいことがあります。

結局のところ、受験生にとって大事なのは、「6年で国家試験に合格できるか」ということです。

つまり、本ブログが継続してお示ししているストレート合格率による大学選びがおすすめです。

卒業の壁の高さ、卒業しても国家試験を受験できない運用、卒業はできても国家試験に苦戦する可能性。いろいろな特徴がある大学があるものの、結局のところ「6年で国家試験に合格できるかどうか」、これ一本でトータルに、平等に比較することができます。

ストレート合格率の10年推移については、別記事「ストレート合格率の推移(第109回から第118回)」で大学別に整理しています。

どの大学に進学しても学習習慣が不可欠

そしてどの大学に進学しても、入学後も継続した学習が不可欠です。地道に知識を積み上げられた学生に、6年後の良い未来が待っています。

低学年からしっかりと学習習慣を身につけ、着実に進級していけば、ストレート合格は十分に手の届く目標です。本記事の分析は、あくまで「大学選びの判断材料」として活用してください。

保護者の方へ

保護者のかたにも一点お伝えしたいことがあります。

お子さんがどのタイプの大学に進むにせよ、1年の留年は学費500万円・生活費200万円・機会損失800万円で合計1,500万円の損失になります(本ブログ独自の試算)。だからこそ、ストレート合格率という「6年で国家試験に合格できる確率」を一つの判断軸にしていただくと、入学後の経済リスクも含めてフラットに比較できます。

留年コストの詳細については、別記事も合わせてご覧ください。

17校一覧(参考情報)

最後に、本記事で取り上げた17校の全データを一覧で掲載します。

大学名6年次留年率新卒合格率補正前タイプ補正後タイプ
北海道医療大学45.0%(R5単年)85.5%AA
岩手医科大学23.4%60.4%BB
奥羽大学32.2%64.9%BB
明海大学31.4%80.0%※AA
東京歯科大学14.0%98.1%CC
昭和医科大学8.6%96.2%CC
日本大学(東京)10.4%71.1%DD
日本大学(松戸)17.0%64.6%DD
日本歯科大学(東京)26.7%(R5単年)90.9%AA
日本歯科大学(新潟)17.4%85.1%AA
神奈川歯科大学39.2%77.9%BB
鶴見大学30.9%71.2%BB
松本歯科大学44.5%90.5%AA
朝日大学16.1%(補正後38.5%)84.2%CA
愛知学院大学3.1%77.8%DD
大阪歯科大学13.7%(補正後52.7%、R5単年)97.9%CA
福岡歯科大学14.6%59.9%DD

※明海大学の新卒合格率は厳密値79.97%、表示値80.0%(閾値ぴったり・Aとして分類)

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YouTube動画でも解説しています

本記事の内容は、YouTube動画「私立歯学部17校『卒業の壁』徹底比較|タイプが変わる2校の正体」でも詳しく解説しています。

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