2024

長崎大学の現実|6年で卒業できる学生の割合と留年事情【2024年データ】

長崎大学
kameman

本記事では、長崎大学が公開している「修学状況に関する情報」の内容について解説します。「修学状況に関する情報」の概要については、「偏差値だけじゃわからない歯学部選び|教育の質をデータで比較!大学の「中身」徹底解説」という記事で詳しく解説していますので、まだご覧になっていない方は、そちらを先にご確認ください。

本記事の内容は、長崎大学公式サイトの修学状況ページに掲載されている情報を参考にしています。

長崎大学の進級者数からみえる留年率

カメ人間
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まずは長崎大学の各年度における入学者数と進級状況を確認していこう。

長崎大学の各年度における入学者数と進級者数

カメ人間
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長崎大学では平成30年度に入学した学生50人のうち、留年等をせずに進級し6年生になった学生が48人となっているね。

次に、これらの数字から算出した留年率をみてみよう。

長崎大学の各年度における留年率

カメ人間
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長崎大学の学年ごとの留年率の平均を見ると、どの学年も5%未満になっているね。ただ、3年次や4年次では、留年率が10%を超えた年度もあるみたい。

ストレートで進級している学生の割合を見ると、平成30年度入学者は96%とかなり高い数値だね。一方、令和元年度入学者のストレート進級率は78%で、年度ごとに差があることが分かるし、最近では6年生までに80%程度になる傾向があるみたいだね。

長崎大学の卒業率および国家試験合格率

カメ人間
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次に、標準修業年限内での卒業率と国家試験の合格率を見てみよう。ここで紹介するデータは、長崎大学の平成30年に入学した学生たちの令和5年度の卒業状況と、同じ年に行われた第117回歯科医師国家試験の結果になっているよ。

カメ人間
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平成30年に長崎大学へ入学した50人のうち、令和5年度に卒業できたのは41人(82%)、国家試験に合格したのは39人(78%)だった。標準修業年限内の卒業率と国家試験合格率は国公立大学の中央値より少し高い数字になっているね。

長崎大学の卒業留年率

カメ人間
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令和5年度に長崎大学に在籍していた6年生は51人で、そのうち卒業できたのは44人となっており、卒業留年率は14%となっているね。令和5年度に関しては、他の国公立大学と比較すると、6年生で留年している学生の数が多いみたいだね。

長崎大学の修学状況まとめ

平成30年度に長崎大学へ入学した学生は、96%がストレートで6年生へ進級しており、当時はほとんど留年者が見られませんでした。しかし近年は、各学年で一定数の留年などが発生しており、以前と比べてやや傾向が変化しているようです。特に、令和2年度入学者の4年次や令和3年度入学者の3年次では、留年率が10%を超えていることから、今後の動向にも注意深く注目していく必要があると考えられます。

なお、平成30年度入学者における標準修業年限内での卒業率や、国家試験合格率は、国公立大学の中央値と比較しても良好な数値となっています。

また、長崎大学では、長崎ならではの離島が抱える課題へのかかわりや、地域医療への貢献について学ぶことができる実習など、特色のある教育が行われています。歯科医療における地域偏在といった課題がある中で、こうした実習経験は将来的に大いに役立つものと考えられます。

学生の皆様には、各種実習などを通じて多様な経験を積み、将来は地域医療にも貢献できる歯科医師として頑張ってほしいと思います。

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歯学部データ分析官
歯学部データ分析官
入試・教育データの分析を専門
歯科・医療系の教育分野に関わりながら、長年にわたって歯学部の入試・修学データを独自に収集・分析してきました。 このサイトを立ち上げたきっかけは、「受験生や保護者が本当に必要な情報が、どこにも整理されていない」という現実でした。大学のパンフレットに並ぶ「新卒合格率90%以上」という数字。しかしその裏に、入学者の半数近くが6年で卒業できていないという現実があります。 現実を知らないまま歯学部に入学し、留年・退学を繰り返す。夢だったはずの歯科医師への道が、気づいたときには遠のいている。取り戻せない時間だけが積み重なっていく——そういうケースを何度も見てきました。人生の大切な時期が思い描いたように進まなくなること、その重さを知っているからこそ、「入学前に正しい情報があれば」という思いと、「入学後も気を抜かずに学び続ける必要があることを知ってほしい」という願いでこのサイトを運営しています。 このサイトが大切にしていること 厚生労働省・文部科学省・各大学公式サイトの一次資料のみを使用 「ストレート合格率(修業年限内合格率)」を最重要指標として分析 数字の背景・注意点まで丁寧に解説 受験生だけでなく、お子さんの進路を一緒に考える保護者の方にも、後悔のない大学選びのお役に立てれば幸いです。
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