2024

日本歯科大学(東京)の現実|6年で卒業できる学生の割合と留年事情【2024年データ】

kameman

本記事では、日本歯科大学(東京)が公開している「修学状況に関する情報」の内容について解説します。「修学状況に関する情報」の概要については、「偏差値だけじゃわからない歯学部選び|教育の質をデータで比較!大学の「中身」徹底解説留年事情」という記事で詳しく解説していますので、まだご覧になっていない方は、そちらを先にご確認ください。

本記事の内容は、日本歯科大学公式サイトの修学状況ページに掲載されている情報を参考にしています。

日本歯科大学(東京)の進級者数からみえる留年率

カメ人間
カメ人間

まずは日本歯科大学(東京)の各年度における入学者数と進級状況を確認していこう。

日本歯科大学(東京)の各年度における入学者数と進級者数

カメ人間
カメ人間

日本歯科大学(東京)では平成30年度に入学した学生132人のうち、留年等をせずに進級し6年生になった学生が73人となっているね。

次に、これらの数字から算出した留年率をみてみよう。

日本歯科大学(東京)の各年度における留年率

カメ人間
カメ人間

日本歯科大学(東京)の学年ごとの留年率の平均を見てみると、3年次の留年率がやや高めになっているね。それ以外の学年は、だいたい私立大学の平均と似たような数字になっている感じだよ。

あと、令和2年度以降は1年生の留年率が令和元年度までよりも高くなっているのが気になるところ。入学する学生の学力がちょっと下がってきている可能性もあるし、低学年の進級が少し難しくなっているのかもしれないね。

日本歯科大学(東京)の卒業率および国家試験合格率

カメ人間
カメ人間

次に、標準修業年限内での卒業率と国家試験の合格率を見てみよう。ここで紹介するデータは、日本歯科大学(東京)の平成30年に入学した学生たちの令和5年度の卒業状況と、同じ年に行われた第117回歯科医師国家試験の結果になっているよ。

カメ人間
カメ人間

平成30年に日本歯科大学(東京)に入学した132人のうち、令和5年度に卒業できたのは67人(51%)、国家試験に合格したのは67人(51%)だった。卒業率は私立中央率より少しだけ低くなっているけど、国家試験の合格率は私立大学の中央値より高い結果になってるよ。標準修業年限で合格率が50%を超える大学は少ないから、良い結果だと思う。

日本歯科大学(東京)の卒業留年率

カメ人間
カメ人間

令和5年度に日本歯科大学(東京)に在籍してた6年生は131人で、そのうち卒業できたのは96人、卒業できなかったのは35人だったよ。卒業留年率は27%で、ちょうど私立大学の中央値になっているね。

日本歯科大学(東京)の修学状況まとめ

本記事では詳しく触れていませんが、日本歯科大学は創立119年の歴史があり、これまでに22,000人を超える卒業生を輩出しています。卒業後も多くの同窓生がいることは、大きな魅力のひとつです。

日本歯科大学(東京)の留年率は、私立歯科大学の中央値よりやや高い傾向にあります。前述のとおり、令和2年度以降は1年生の留年率が上昇しており、これは入学する学生の学力がやや低下している可能性や、進級条件が以前よりも厳しくなっていることが要因として考えられます。

標準修業年限での国家試験合格率は50%を超えており、これは私立大学の中では高い水準です。50%を超える私立大学は少ないため、これは十分に良好な成績と評価できます。一方で、卒業時の留年率は私立の中央値と同程度にあります。

日本歯科大学(東京)では、各学年ごとに学年主任と副主任を配置し、1年生から6年生まで継続的な指導体制を整えています。特に6年生では、学生をグループに分けて複数の教員が担当することで、国家試験対策を強化しています。その結果、6年次にストレートで進級した学生の国家試験合格率が高いことにつながっていると考えられます。

日本歯科大学(東京)を受験し入学する学生の皆さんは、このような大学のサポート体制を十分に活用しながら、歯科医師という目標に向かって頑張ってください。

スポンサーリンク
ABOUT ME
歯学部データ分析官
歯学部データ分析官
入試・教育データの分析を専門
歯科・医療系の教育分野に関わりながら、長年にわたって歯学部の入試・修学データを独自に収集・分析してきました。 このサイトを立ち上げたきっかけは、「受験生や保護者が本当に必要な情報が、どこにも整理されていない」という現実でした。大学のパンフレットに並ぶ「新卒合格率90%以上」という数字。しかしその裏に、入学者の半数近くが6年で卒業できていないという現実があります。 現実を知らないまま歯学部に入学し、留年・退学を繰り返す。夢だったはずの歯科医師への道が、気づいたときには遠のいている。取り戻せない時間だけが積み重なっていく——そういうケースを何度も見てきました。人生の大切な時期が思い描いたように進まなくなること、その重さを知っているからこそ、「入学前に正しい情報があれば」という思いと、「入学後も気を抜かずに学び続ける必要があることを知ってほしい」という願いでこのサイトを運営しています。 このサイトが大切にしていること 厚生労働省・文部科学省・各大学公式サイトの一次資料のみを使用 「ストレート合格率(修業年限内合格率)」を最重要指標として分析 数字の背景・注意点まで丁寧に解説 受験生だけでなく、お子さんの進路を一緒に考える保護者の方にも、後悔のない大学選びのお役に立てれば幸いです。
記事URLをコピーしました