広島大学の現実|6年で卒業できる学生の割合と留年事情【2024年データ】
 
										本記事では、広島大学が公開している「修学状況に関する情報」の内容について解説します。「修学状況に関する情報」の概要については、「偏差値だけじゃわからない歯学部選び|教育の質をデータで比較!大学の「中身」徹底解説」という記事で詳しく解説していますので、まだご覧になっていない方は、そちらを先にご確認ください。
本記事の内容は、広島大学公式サイトの修学状況ページに掲載されている情報を参考にしています。
広島大学の進級者数からみえる留年率

まずは広島大学の各年度における入学者数と進級状況を確認していこう。
広島大学の各年度における入学者数と進級者数


広島大学では平成30年度に入学した学生53人のうち、留年等をせずに進級し6年生になった学生が49人となっているね。
次に、これらの数字から算出した留年率をみてみよう。
広島大学の各年度における留年率


広島大学の学年ごとの留年率の平均を見ると、ほとんど国公立大学の中央値と同じくらいで、特に高くも低くもない状況だね。
ストレートで進級している学生の割合を見ると、平成30年度入学者は92%とかなり高いけど、令和元年度入学者は81%で、国公立大学としてはそれなりの数字になっているね。
広島大学の卒業率および国家試験合格率

次に、標準修業年限内での卒業率と国家試験の合格率を見てみよう。ここで紹介するデータは、広島大学の平成30年に入学した学生たちの令和5年度の卒業状況と、同じ年に行われた第117回歯科医師国家試験の結果になっているよ。


平成30年に広島大学へ入学した53人のうち、令和5年度に卒業できたのは46人(87%)、国家試験に合格したのは40人(75%)だった。標準修業年限内の卒業率と留年率は国公立大学の中央値より少し高くなっているね。
広島大学の卒業留年率


令和5年度に広島大学に在籍していた6年生は54人で、そのうち卒業できたのは54人で全員卒業しているね。
広島大学の修学状況まとめ
広島大学歯学部の在学中の留年率は、他の国公立大学の中央値と比較しても特に高くも低くもなく、平均的な数字でした。入学年度によって多少のばらつきはあるものの、概ね多くの学生が順調に進級している様子が伺えます。
その結果、平成30年度入学者については、標準修業年限内の卒業率や国家試験合格率が国公立大学の中央値よりやや高い数値となっていました。
また、広島大学では医・歯・薬学の学生が連携して学ぶ機会があり、将来求められるチーム医療について学ぶことができます。学生の皆さんには、こうした大学の特長を活かしてさまざまな知識や技術を身につけながら、歯科医師を目指してがんばってください。

 
				 
				
 
																											 
																											 
																											 
																											 
																											