私立歯学部の学費が安くなる!受験生必見・お得な特待生制度ランキング

歯学部に進学したいけれど、私立は学費がネック…と悩んでいる受験生の方は多いのではないでしょうか。
そんな心配を少しでも減らすために、今回は各私立歯学部で実施されているお得な特待生制度を徹底調査!
選抜のチャンスや支援の内容、メリットなどをランキングでまとめてご紹介します。
合格と同時に“その後のお金の心配”も解消したい人は、ぜひチェックしてください!
特待生制度を加味した私立歯学部の入学金・授業料ランキング

えっと、特待生制度がある私立大学はどこだったっけ。

多すぎて覚えきれないよね。私立大学歯学部の特待生制度を加味したランキング表をみてみよう。今回は、6年間の費用負担が少ない大学の順に制度の内容をもう少し踏み込んで紹介するね。
NO | 大学名 | 区分 | 募集 | 6年間学費 |
---|---|---|---|---|
1 | 奥羽大学 | 特待生 | 16 | 500,000 |
2 | 北海道医療大学 | S特待 | 5 | 3,496,800 |
3 | 大阪歯科大学 | 特待生 | 15 | 3,814,800 |
4 | 岩手医科大学 | 特待生A | 5 | 4,200,000 |
5 | 松本歯科大学 | 特待生1種 | 若干名 | 4,700,000 |
6 | 岩手医科大学 | 特待生B | 10 | 9,600,000 |
7 | 北海道医療大学 | A特待 | 5 | 13,650,000 |
8 | 福岡歯科大学 | 専願S特待 | 20 | 13,800,000 |
9 | 愛知学院大学 | 専願特待性 | 20 | 15,000,000 |
10 | 日本歯科大学 | 特待生 | 若干名 | 15,690,000 |
11 | 日本歯科大学(新潟) | 特待生 | 15 | 15,690,000 |
12 | 愛知学院大学 | スーパー エクセレンス | 1 | 15,750,000 |
13 | 明海大学 | 通常 | 17,930,000 | |
14 | 朝日大学 | 通常 | 17,930,000 | |
15 | 松本歯科大学 | 通常 | 18,000,000 | |
16 | 岩手医科大学 | 同窓親族 | 20,100,000 | |
17 | 北海道医療大学 | B特待 | 2 | 20,325,000 |
18 | 日本歯科大学(新潟) | 通常 | 21,000,000 | |
19 | 奥羽大学 | 通常 | 21,500,000 | |
20 | 鶴見大学 | 3位まで | 3 | 22,750,000 |
21 | 神奈川歯科大学 | 1位 | 2 | 23,050,000 |
22 | 愛知学院大学 | エクセレンス | 6 | 23,500,000 |
23 | 昭和医科大学 | 成績優秀者 | 不明 | 24,000,000 |
24 | 愛知学院大学 | 新入特待生 | 19 | 24,100,000 |
25 | 鶴見大学 | 10位まで | 7 | 24,250,000 |
26 | 鶴見大学 | 共通5位まで | 5 | 24,250,000 |
27 | 神奈川歯科大学 | 3位まで | 4 | 26,000,000 |
28 | 神奈川歯科大学 | 15位まで | 24 | 26,000,000 |
29 | 鶴見大学 | 通常 | 26,250,000 | |
30 | 福岡歯科大学 | 通常 | 26,300,000 | |
31 | 北海道医療大学 | 通常 | 27,000,000 | |
32 | 昭和医科大学 | 通常 | 27,000,000(R8未発表) | |
33 | 神奈川歯科大学 | 通常 | 27,000,000 | |
34 | 日本大学(松戸) | 減免 | 32 | 27,400,000 |
35 | 岩手医科大学 | 通常 | 27,600,000 | |
36 | 日本大学 | 成績優秀者 | 不明 | 28,800,000 |
37 | 日本大学(松戸) | 通常 | 29,400,000 | |
38 | 愛知学院大学 | 通常 | 30,600,000 | |
39 | 日本歯科大学 | 通常 | 31,380,000 | |
40 | 大阪歯科大学 | 通常 | 31,500,000 | |
41 | 日本大学 | 通常 | 31,600,000 | |
42 | 東京歯科大学 | 通常 | 31,900,000 |

ここからは大学別に制度を紹介していきます。
奥羽大学
6年間学費
全額免除特待生:500,000円
半額免除特待生:11,000,000円
募集人数
一般選抜一期:8名
一般選抜二期:4名
一般選抜三期:4名
補足
選抜基準として、授業料全額免除されるためには、入学試験の取得点数80点以上が必要と示されています。また、授業料半額免除されるためには、入学試験の取得点数75点以上が必要と示されています。
さらに、継続条件として進級試験で80点以上が付与されていますので、入学後も良い成績を維持することが必要です。
参考リンク
北海道医療大学
6年間学費
S特待:3,496,800円
A特待:13,650,000円
B特待:20,325,000円
募集人数
S特待:5名
A特待:5名
B特待:2名
※一般選抜・共通テスト利用選抜の合格者のうち、成績上位者を特待奨学生として採用するとのこと
補足
一般選抜で特待奨学生選考の対象となるには、3科目受験することが必要です。また、総合型選抜や学校推薦型選抜の合格者も特待奨学生に挑戦できる仕組みにしているようです。
6年間は学業成績にかかわらず学納金免除が継続されるとのことなので、仮に留年した場合でも、最初の6年間は免除が適用されるようです。ただし、もし卒業までに7年かかってしまった場合には、7年目(最後の1年間)は通常の授業料が必要になると思われます。
参考リンク
大阪歯科大学
6年間学費
3,814,800円
募集人数
一般選抜(前期):10名程度
大学入学共通テスト利用選抜:5名程度
補足
特待生の対象人数が昨年度の3名から15名に大幅増員したとのことです。特待生認定を受けた者の入学自体に伴う繰り上げは行わないとのことです。
留年、休学、学則に違反するなど不適格と判断されない限り、特待生としての学費免除は継続されるとのことです。
参考リンク
歯学部:入学者選抜要項 | 大阪歯科大学
入学者選抜成績優秀者特待生制度
岩手医科大学
6年間学費
特待生A:4,200,000円
特待生B:9,600,000円
募集人数
特待生A:5名
特待生B:10名
※大学入学共通テスト利用選抜、医学部入学試験利用選抜の合格者のうち極めて優秀な成績を有し、本学⻭学部を卒業後5年間本学で研修を⾏うことを確約できる⽅
補足
卒業後5年間を当大学で研修を行うことを確約できる者を対象としており、地元の歯科医療を充実させる狙いも含まれているように感じます。
以下の3点が注意事項として明記されており、継続条件が他大学よりやや厳しめなので注意が必要です。
- 授業料、施設設備費および教育充実費の減免とし、減免期間は6年を限度とする。
- 進級時の成績が上位3分の1以内に入らなければ、翌年以降の減免は停止となる。
- 退学等により減免取消となった場合は、減免された学納金額を納入する必要がある。
参考リンク
松本歯科大学
6年間学費
4,700,000円
募集人数
若干名
※共通テスト利用選抜における成績上位者より選考
補足
留年した場合や、学内の諸規定に違反する行為をした場合には、特待生としての優遇資格が失われるようです。その点には十分注意が必要ですが、真面目に学業に取り組み、順調に進級していけば問題はないといえるでしょう。
参考リンク
福岡歯科大学
6年間学費
13,800,000円
募集人数
専願S特待生:20名
補足
この特待生選抜は、合格後に必ず入学することを確約できる受験生だけが対象となっているようです。(ただし、国公立大学の歯学部歯学科に進学する場合のみ、辞退が認められています。)
入学を確約できる受験生のみを対象に選考が行われるため、通常よりも特待生に選ばれる可能性が高いといえそうです。
また、特待生資格の継続には、「平均80点以上で進級すること」が条件となっています。
参考リンク
入学者選抜情報 | 福岡歯科大学
専願S特待生制度 | 福岡歯科大学
愛知学院大学
6年間学費
開学150周年記念専願特待生:15,000,000円
スーパーエクセレンス:15,750,000円
エクセレンス:23,500,000円
新入生特待生制度:24,100,000円
募集人数
開学150周年記念専願特待生:20名 ※前期試験A、「共通テスト」利用試験Ⅰ期
スーパーエクセレンス:1名 ※前期試験Aから選出
エクセレンス:6名 ※前期試験Aから選出
新入生特待生制度:19名 ※前期試験A、「共通テスト」利用試験Ⅰ期
補足
本年度から新たに開学150周年記念専願特待生が新設されています。合格した場合に入学を確約できる受験生限定の特待生選抜のようです。(国公立大学歯学部歯学科に入学する場合のみ辞退可能とのこと)
すべての特待生制度について、「2年次以降は成績などの条件を満たした場合に継続」という条件が付与されています。募集要項等に詳細な条件が明記されておらず、流動的に設定される可能性があり注意が必要です。
参考サイト
歯学部歯学科 – AGU NAVI 愛知学院大学 受験生サイト
愛知学院大学歯学部 奨学金・特待生制度のお知らせ
日本歯科大学(新潟)
6年間学費
15,690,000円
募集人数
15名
補足
特待生約15名のうちに、次の特別枠があるそうです。新潟以外からの受験生を呼び込む狙いがありそうです。
(1)校友子弟
(2)北海道、四国、九州、沖縄、鳥取、島根の居住者
参考リンク
特待生制度|入学情報|日本歯科大学 新潟生命歯学部
2026年度一般選抜学生募集要項
日本歯科大学
6年間学費
15,690,000
募集人数
若干名
補足
一般選抜前期入学試験および大学入学共通テスト利用(前期)入学試験からの合格者から選抜するとのことです。
在学6か年継続して学納金を減免するそうですが、懲戒に処せられたり、7年目以降も在学する者は特待生の資格を喪失します。留年しないように注意が必要です。
参考リンク
特待生制度|入試情報|日本歯科大学 生命歯学部
学生募集要項|入試情報|日本歯科大学 生命歯学部
おわりに

zzz…. はっ。たくさんあったね。

興味なしか。。でも、確かにたくさんあって、選考の対象となる選抜試験や継続条件も大学によって様々だから、志望大学の制度については、大学のHPや募集要項で詳しく見てみるといいよ。記載した参考リンクも活用してね。
私立歯学部の特待生制度にはさまざまなタイプがありますが、募集人数が少ないため、特待生になる難易度は決して低くありません。しかし、各大学ごとに定められた条件をクリアできる場合は、積極的にチャレンジする価値が十分にあるでしょう。
2年次以降の継続条件も大学によって異なりますが、特待生に選ばれた学生が入学後、真面目に学業に励んでいれば、それほど厳しいものではないものが多いようです。
福岡歯科大学や愛知学院大学のように「専願(第一志望)」を条件にしている特待生制度は、募集人数もそれぞれ20名と比較的多めに設定されています。私立大学を第一志望と考える受験生にとっては、他の受験生との競争がやや緩和され、特待生に選ばれるチャンスが高まるかもしれません。 (なお、両校とも国公立歯学部に合格した場合は特待生を辞退することが可能とのことです。)
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