奥羽大学歯学部の現実|6年で卒業できる学生の割合と留年事情【2024年データ】

本記事では、奥羽大学歯学部が公開している「修学状況に関する情報」の内容について解説します。「修学状況に関する情報」の概要については、「偏差値だけじゃわからない歯学部選び|教育の質をデータで比較!大学の「中身」徹底解説」という記事で詳しく解説していますので、まだご覧になっていない方は、そちらを先にご確認ください。
本記事の内容は、奥羽大学公式サイトの修学状況ページに掲載されている情報を参考にしています。
本記事の目次
- 奥羽大学の進級者数からみえる留年率
- 奥羽大学の卒業率および国家試験合格率
- 奥羽大学の卒業留年率
- 奥羽大学の修学状況まとめ
奥羽大学の進級者数からみえる留年率

まずは奥羽大学の各年度における入学者数と進級状況を確認していこう。
奥羽大学の各年度における入学者数と進級者数


奥羽大学では、平成30年に入学した学生のうち、1回も留年せずに6年生までストレートで進級した学生が33人となっている。しかし令和元年度入学者は20人に減少しており、その後の年度でもストレート進級者がやや少なくなっている傾向が見られる。
次に、これらの数字から算出した留年率を見てみよう。
奥羽大学の各年度における留年率


奥羽大学の1年生から4年生までの留年率の平均は、それぞれ10%を超えている。この数字を見ると、どの学年でも勉強に苦戦している学生が一定数いる状況かもしれない。やや留年率が高めの傾向にあり、近年はストレートで卒業し国家試験を受験できる学生は50%に満たない結果となっているね。
奥羽大学の卒業率および国家試験合格率

次に、標準修業年限内での卒業率と国家試験の合格率を見てみよう。ここで紹介するデータは、平成30年入学者の令和5年度卒業状況と、同年実施の第117回歯科医師国家試験の結果である。


平成30年に入学した51人のうち、令和5年度に卒業できたのは31人(61%)、国家試験に合格したのは22人(43%)だった。卒業率は私立大学の中央値より高いが、国家試験の合格率はちょうど中央値程度となっているね。
奥羽大学の卒業留年率

令和5年度に奥羽大学に在籍していた6年生は94人で、そのうち卒業できたのは63人、卒業できなかったのが31人だった。卒業留年率は33%で、私立大学の中央値を少し下回る結果となっているね。

奥羽大学の修学状況まとめ
奥羽大学の修学状況について解説しましたが、これはあくまで大学全体の傾向です。実際に順調に進級し、国家試験に合格できるかどうかは、皆さん一人ひとりの学習姿勢と努力にかかっています。
奥羽大学は、他の歯科大学と比較しても授業料全額免除・半額免除などの減免率が大きい特待生制度を設けています。現在、日本の歯科医療界では歯科医師の高齢化と地域偏在が課題となっています。将来、需要が高まる地方や過疎地域の歯科医療に貢献したいと考える学生にとって、奥羽大学への進学は経済的負担を軽減しながら社会的使命を果たせる選択肢となるでしょう。