歯科医師国家試験のデータ(大学別合格率・ストレート合格率)

歯学部受験情報館がいちばん重視しているストレート合格率(入学者が分母)のランキングから。続いて、受験者を分母にした大学別の合格率ランキング、第109〜119回の合格率の推移、新卒・既卒の差、受験回数別の合格率、合格基準の動きをまとめています。合格率の分母は受験者数(新卒合格率の分母は新卒受験者数)です。

公表データをそのまま集計したもので、大学の良し悪しを評価するものではありません。

第119回の要点(全国)

出典:厚生労働省

第119回歯科医師国家試験の全国の合格率です。新卒は受験の年に卒業する人、既卒はそれ以前に卒業した再受験の人です。

  • 全体:合格率61.93%(受験者2,837人・合格者1,757人)
  • 新卒:合格率80.15%(受験者1,849人・合格者1,482人)
  • 既卒:合格率27.83%(受験者988人・合格者275人)

前回の第118回の全体の合格率は70.30%でした。

国家試験 ストレート合格率ランキング(入学者が分母)

文部科学省・各大学公式

ストレート合格率(修業年限内合格率)=その年に入学した人のうち、最低修業年限(6年)で国家試験に合格した人の割合。分母は入学者数なので、留年・退学も含めた6年間の結果が表れます。単年は揺れが大きいため、初期表示は直近3年平均()です。

見方:棒が長いほど、入学者のうち6年で合格した人の割合が高いことを示します。左の数字は順位、色は国立・公立・私立です。私立の表示では、点線が私立15校の平均です。期間と区分は下のボタンで切り替えられます。

国立 公立 私立 私立15校平均(東京歯科大学・昭和医科大学を除く) ※左に順位、合格率は大学名と棒の間に表示

大学別 国家試験合格率ランキング(受験者が分母)

厚労省

こちらはストレート合格率ではありません。その回に実際に受験した人を分母にした合格率です(厚生労働省の大学別合格状況)。卒業できずに受験しなかった人は分母に入らないため、上のストレート合格率とは順位が変わります。

見方:指標を「新卒+既卒」「新卒」「既卒」から選べます(初期表示は新卒)。棒の長さが合格率、左の数字が順位、点線が表示中の大学の平均です。その区分の受験者がいない大学は表示されません。

国立 公立 私立

最新回の全国の数字です(出典:厚生労働省)。新卒はその年の卒業見込みで受けた人、既卒はそれ以前に卒業して受けた人です。

合格率の推移(全体・新卒・既卒)

第109〜119回出典:厚生労働省

何の数字か:歯科医師国家試験の全国の合格率を、第109回から回ごとに並べた折れ線です。全体は受験者全員、新卒はその年の卒業見込みで受けた人、既卒はそれ以前に卒業して受けた人(再受験)の合格率です。背景の棒(右軸)は、新卒と既卒それぞれの合格者数です。

既卒(再受験)の合格率は新卒を大きく下回る。直近第119回は全体が大きく低下した。

男女別 合格率

厚労省

何の数字か:国家試験の全国の受験者を男性・女性に分けた合格率の推移です(新卒・既卒を合わせた全受験者が対象)。合格率は「その性別の合格者数 ÷ 受験者数」です。背景の棒(右軸)は、男性・女性それぞれの合格者数です。

受験回数別 合格率

厚労省

何の数字か:上で選んだ回の受験者を、その人が国家試験を受けるのが何回目かで分けた合格率です(1回目=初めて受ける人、2回目=以前に不合格で再び受ける人、…)。折れ線が合格率、背景の棒(右軸)が合格者数です。回数を重ねるほど急落する。

受験回数別 合格率の推移(回数別・第109回〜)

厚労省

何の数字か:国家試験を受けるのが「何回目」の人の合格率が、回(年)ごとにどう動いてきたかを、1回目〜6回目の線で表します。1回目は初めて受ける人(新卒が中心)、2回目以降は不合格のあと再び受ける人です。背景の棒(右軸)は、回数ごとの合格者数の積み上げです。回数ごとの水準の差と、その推移を比べられます。

大学別の推移(合格率・順位/第105回〜)

厚労省

何の数字か:大学を1つ選び、第105回からの合格率(受験者が分母)または順位の推移を線で表します。合格率を選ぶと「新卒+既卒」「新卒」「既卒」の3本、順位を選ぶと順位の線が出ます。背景の薄い棒(右軸)は受験者数で、新卒合格・既卒合格・新卒不合格・既卒不合格の4区分の積み上げです。

見方:合格率の軸は0〜100%で固定です。順位は、全体(29校)・国公立(12校)・私立(17校)のどの中で見るかを選べます。新卒+既卒の合格率が高い順の位置で、上ほど上位です。

新卒合格(右軸) 既卒合格(右軸) 新卒不合格(右軸) 既卒不合格(右軸)

受験者の内訳(新卒/既卒 × 合格/不合格)

厚労省

何の数字か:国家試験の受験者を「新卒/既卒」×「合格/不合格」の4つに分けた人数です。4つを合わせると、その回の受験者数(全体受験者数)になります。

見方:「大学別」は回を選んで全大学を、「推移」は大学を選んでその大学の回ごとの変化を見られます。「内訳」のボタンや、凡例のクリックで、見たい区分だけに絞れます。

合格基準率の推移+合格者数

厚労省

何の数字か:国家試験の合格基準です。必修問題は、得点率80%が基準です。ほかに領域A・B・Cの基準があり、基準の得点率は回によって変わります。折れ線が基準の得点率(左軸)、背景の棒が全体の合格者数(右軸)で、基準の動きと合格者数を並べて見られます。

削除問題数の推移(必修/必修以外)

厚労省

何の数字か:出題後に取り扱いが変わった問題の数です。「削除」は採点の対象から外された問題、「訂正」は出題後に内容が訂正された問題で、必修問題とそれ以外に分けて積み上げています(それぞれ「削除+訂正」の合計)。

数値の一覧(表で見る)

2026-10-18 時点

グラフと同じ数値を表にしています。ストレート合格率は直近3年平均(第116〜118回、入学者が分母)、大学別の合格率は第119回(受験者が分母)です。順位は同じ値なら同順位です。

ストレート合格率ランキング(直近3年平均)私立17校
順位大学ストレート合格率(%)
1東京歯科大学71.9
2昭和医科大学70.6
3愛知学院大学52.1
4日本歯科大学51.4
5奥羽大学48.5
6大阪歯科大学47.1
7北海道医療大学44.3
7日本大学44.3
9日本大学松戸42.3
9福岡歯科大学42.3
11朝日大学42.1
12明海大学38.3
13神奈川歯科大学36.2
14岩手医科大学34.1
15日本歯科大学新潟32.9
16松本歯科大学30.1
17鶴見大学29.5

私立15校平均(東京歯科大学・昭和医科大学を除く):41.0%。出典:文部科学省・各大学公式。

ストレート合格率ランキング(直近3年平均)国公立12校
順位大学区分ストレート合格率(%)
1北海道大学国立84.1
2岡山大学国立82.7
3鹿児島大学国立81.8
4新潟大学国立80.0
5東京科学大学国立76.5
6長崎大学国立76.0
7九州歯科大学公立73.7
8広島大学国立72.3
9大阪大学国立71.1
10東北大学国立70.0
11徳島大学国立62.5
12九州大学国立57.0

出典:文部科学省・各大学公式。

大学別 国家試験合格率(第119回・受験者が分母)全29校
大学区分新卒 受験者新卒 合格者新卒 合格率(%)既卒 受験者既卒 合格者既卒 合格率(%)新卒+既卒 合格率(%)
北海道大学国立413585.48337.577.6
東北大学国立474085.119315.865.2
東京科学大学国立494081.67114.373.2
新潟大学国立373389.29222.276.1
大阪大学国立433786.010330.075.5
岡山大学国立514792.27342.986.2
広島大学国立494285.714535.774.6
徳島大学国立403075.022940.962.9
九州大学国立373183.817529.466.7
長崎大学国立464189.16233.382.7
鹿児島大学国立413790.29111.176.0
九州歯科大学公立826478.028621.463.6
北海道医療大学私立585289.718527.875.0
岩手医科大学私立463065.231516.145.5
奥羽大学私立472757.4651421.536.6
明海大学私立787191.0421126.268.3
日本大学松戸私立713447.9872326.436.1
東京歯科大学私立12712396.96233.394.0
日本歯科大学私立1279070.926623.162.7
日本大学私立1025957.8641828.146.4
昭和医科大学私立938894.67228.690.0
鶴見大学私立452862.2421331.047.1
神奈川歯科大学私立816681.5362158.374.4
日本歯科大学新潟私立463984.810550.078.6
松本歯科大学私立625080.619526.367.9
愛知学院大学私立806885.0551832.763.7
朝日大学私立907178.91032322.348.7
大阪歯科大学私立5757100.01063835.858.3
福岡歯科大学私立684972.11012019.840.8

並びは厚生労働省の公表順です。合格率は受験者のいない区分は「—」。出典:厚生労働省。

各大学の詳しい解説

ストレート合格率や修学状況をもとにした各大学の詳しい解説は、YouTubeとブログで公開しています。